□夏休み真っ盛りですね。
8月になりました。
多くの小・中・高校は7月20日前後から夏休みが始まっています。
「夏休み」ということばを聞くと、なぜか心が躍ります。
「夏休み」というコトバには不思議な魅力がありますよね。
まさしく魔法のコトバです。
さて、小・中・高生の皆さんはこの夏をどのように過ごしますか?
毎日のように部活で汗を流す人もいるでしょう。
熱中症には十分に気を付けてください。
水分補給と休息はしっかりと摂ってくださいね。
補習で毎日のように学校に行く人もいるでしょう。
自分から希望して補習を受けている人は、しっかり学習してください。
そうではない人は、その補習、受けなくて済む方法はありませんでしたか?
「来年、受験だから夏休みどころではない」という人もいるでしょう。
受験生、がんばれ。この夏をどう過ごすかで明暗が分かれるぞ。
夏休みは志望校へ一歩でも近づくための貴重な期間だぞ。
□夏休みの宿題はいつ、どこで?
いろいろな夏休みの過ごし方があるけれど、
ほとんどの人に夏休みの宿題が出ているのではないしょうか。
その宿題を「いつ」「どこ」で行いますか?
ご家庭では、この「いつ」「どこ」でに
頭を悩ませていらっしゃると思います。
我が家もそうでしたから。
今回は、そのような生徒・保護者のかたのために
一つ、記事を書いてみました。
最後まで、お読みいただければ幸いです。
□図書館で勉強すると集中できる・・・?
学生のテスト前や長い休みになると、座席数が多い図書館は
「テスト勉強」や「休み中の課題」をする中・高生で本当に混雑します。
おそらく、通常時の2倍から3倍の来館者数になっていたと記憶します。
しかし、その小・中・高生たちは本当に集中して勉強できているのでしょうか?
今回は、「図書館で集中して勉強できるのか?」をテーマに考えてみたいと思います。
□家で勉強できない子どもは、どこで勉強するの?
テスト前になると、
「なんでうちの子は勉強しないの!」
夏休みの前になると
「うちの子は夏休みの宿題をいつ、するんだろう?」
とお悩みの保護者の方は、とても多くいらっしゃると思います。
そのようなお子さんに、「図書館にでも行って勉強してきなさい」とおっしゃっている
お父さん、お母さん。みなさんのお子さんが渋々でも「図書館に行く」と言って家を出て、
図書館にも行ったとしましょう。
それで安心していませんか?
さすがにそれだけでは、安心できないですよね・・・。
たしかに、みなさんのお子さんは図書館で勉強もしていると思います。
しかし、問題なのは、その内容です。
集中して勉強しているか、いないか、です。
私たちの塾生にも「図書館では、集中して勉強できる」という生徒がいますが
本当に図書館で集中して勉強できているのでしょうか?
私たちの答えは、残念ながら・・・
「NO」です。
「図書館で勉強するなら塾に来なさい。マナビたす で一緒に学ぼう」
と声をかけます。
※「マナビたす」についての詳細は、こちら から。
□街場の図書館の現状
学校図書館や大学図書館は「学問」のための調査・研究が主目的の場所ですから例外です。
筆者は学生の頃、大学の図書館で居眠りをしていて館長先生に思い切り叱られたことがあります。
中・高生向けのコーナーが充実していて、「学習室」「自習室」がある、ごく一部の
理想的な図書館も例外です。
しかし、このような図書館は予算が潤沢な上、教育熱心な自治体にしか存在しません。
都内でも、数えるほどしかないのが現状だろうと思います。
ここで、私たちが述べたいのは普通の図書館、街場にある公共図書館です。
既にご承知かと思いますが、本来、街場の図書館は小学生、中学生、高校生が集中して
「勉強」できるようには造られていません。
そもそも、図書館にある椅子や机は「閲覧」席といい「自習」する席ですらありません。
□本好きかどうかに関係なく、図書館は居心地のいい場所
図書館を利用するのに費用はかかりません。原則、無料です。
無料で、朝の9時から夜の9時まで(開館時間は場所にもよります)、一見すると静かで、
夏は涼しく、冬は暖かい場所など、そうあるものではありません。
本好きな子どもにとって、街場の図書館はステキな場所。
つい、書棚をあちらこちら見て回りたくなります。いわゆる、「ブラウジング」です。
本好きな人にとって、ブラウジングはあっという間に時間が過ぎていくと言います。
また、本好きではない子どもにとっての図書館は、スマフォ無法地帯。
初めてその場所に来た人が、その街がどんな場所なのかを調べに来て、
スマフォと本を交互に見ていても不思議はありません。
また、図書館員は基本的にスマフォを見ながらの勉強、いわゆる「ながら勉強」は
注意してくれません。
そもそも、図書館で働いている人たちには、ながら勉強かどうかなどを見わける必要も
ないのです。
□図書館司書は教師ではない
理由は簡単です。
理由のひとつ目。
それは図書館員の仕事ではないからです。
図書館のフロアーにいる図書館員、ライブラリアンの主な仕事は、あくまでも利用者の調
べものを「お手伝いする」こと。
ただ、歩き回っているわけではありません。
いわゆるレファレンス(参考業務や代行検索)のために、本を規則どおり並べたり、
書棚を整理整頓したりしながら、書架を歩いているのです。
もっというと、図書館員は子どもにも大人にも勉強を教えてはいけないのです。
図書館司書は教師ではありません。
簡単な道案内くらいは何も見ずに行いますが、本などの「資料」に基づかないことを
答えてはいけないのです。それが、図書館で働いている人々が守るべき規則。鉄則なのです。
理由のふたつ目。
街の図書館は「趣味」で調べものや読書をするための場所だということ。
図書館で、調べものや読書の補助ツールとしてスマートフォンやタブレットなどを
使うのは、今や珍しいことではないでしょう。
図書館の中で、利用者が閲覧席に座りながら、何か「資料」を開いて、スマフォを
使っているのを、図書館職員は注意しません。
注意しないのではなく、注意することができないのです。
あるいは、注意する必要がないから注意しないのです。
と、なるとイヤフォンやヘッドフォンをして動画投稿サイトや
SNSサイトを見続けていても誰にも注意されません。
このような状態を「スマフォ無法」地帯というのではありませんか?
このような環境で集中して学習できますか?
やはり、私たちの答えは「NO」です。
今まで述べてきたことから、
学習習慣が身につくまで、強い意志をもって学習ができるようになるまで
「勉強するときは勉強するしかない環境に自ら身を置くことが大切だ」
これが私たちの結論です。
□集中して勉強するためには環境も大切
「質」と「量」双方をカバーするのが「マナビたす」ですが、
このコンテンツは、生徒自らが課題を見つけ、解決していく自立学習の方法をとります。
そのサポート役として、講師が常駐し、集中していない生徒には集中できるようはたらきかけます。
時と場合によっては、教室で一時的に携帯電話やスマートフォンをお預かりすることも
あります。
「集中して学ぶ場所」としてもマナビたすは機能します。
マナビたすで学べば、短期間のうちに集中して学べるようになります。
テスト前に、集中して「質」も「量」も高く、多く学習できるのもマナビたすの特徴です。
そして、マナビたすには費用がかかりません。
一部費用がかかるコンテンツ(マナビたすRS)を除いて、
原則、無料で参加できます。
私たち、個別指導VICが提案する新しい塾のカタチ。
それがマナビたす。
みなさんも一緒に学んでみませんか?
マナビたすについてのお問合せは、お近くの教室まで。
東蒲田校 Tel.03-5480-7755
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この夏は、個別指導VICの夏期講習で私たちと学んでみませんか。
たくさんの方の参加を、お待ちしています。
一緒にいっぱい学びましょう。