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都立推薦入試での自己PRカード印象的な書き方【例文あり】

 

今回は、都立高校推薦入試の「自己PRカード」の書き方や、都立高校推薦入試、私立高校推薦入試の作文に書き方ついて具体的な例を挙げてみますので、最後までお読みいただければ幸いです。

 

さて、まず都立高校推薦入試の「自己PRカード」の書き方についてですが、この「自己PRカード」には3つの項目について書くことが求められます。その項目をみると、

 

1 志望理由について

(この学校を志望した理由と入学してから自分が取組みたちと思うことなどについて『本校の期待する生徒の姿』を参考にして記入しましょう。)

 

 

2 中学校生活の中で得たこと

中学校生活の中で自分が特に伝えたいことを学校内外で体験したことから選 び、そこから自分が得たことについて具体的に記入しましょう。)

 

 

3 高等学校卒業後の進路について

将来の夢や目標、将来なりたい職業など、高等学校卒業後の進路について自分が考えていることを具体的に記入しましょう。)

 

 

となっています。この、挙げられた3点の項目について都立高校推薦入試を実際に受ける生徒の文章を参考に説明します。来年以降、都立高校推薦入試を受検しようと考えている中2・中1の人たちは、自分だったらどのように書くか、考えてながら読んでみてください。

 

 

□正解はない。だからこそ、先輩の文章をまねても自分らしい文章を書くことができる。

 

最初に結論を書きました。ここで、取り上げる文章をそのまま書いても合格は出来ません。それは、当たり前のことですよね。しかし、まねて、参考にし、自分らしい作文に変えることは誰にでもできる、と私たちは考えます。高校入試の作文に正解などありません。だから、みなさんは「自分らしい作文」を書くようにしてください。

 

 

 

前置きが、長くなりました。それでは、実際の作文を見てみましょう。

 

実際の作文です ↓

  貴校の教育目標を見て、勉強・部活動・学校行事、どれも全力で取組みたいと思っている自分にぴったりだと感じ、興味をもちました。実際に貴校に見学へ行くと、通学路には、元気に挨拶をしてくださった野球部の姿、校庭では、熱心に部活動に打ち込む在校生の姿が見られ、行きたいと思っていた気持ちが確信に変わりました。学習に一生懸命に励むことはもちろん、部活動や学校行事にも率先して力を入れ貴校で出会う新たな仲間とともに、充実した3年間を過ごしたいと思っています。

 

    私は、5歳から中学3年生までの10年間、○○○○○○に打ち込みました。人に元気を与えることのできる○○○○○○に自分自身も、勇気や元気をもらい、また、ともに高め合う仲間や家族の支えがあり、ここまで日々の練習に励むことができました。真剣だからこそぶつかり合って、中々チームがまとまらないこともありました。しかし、キャプテン務めたことで、仲間を思い、一つになることの大切さや達成感・責任感を得て、自分自身が大きく成長できたことを実感しています。この経験を大切に高等学校生活でも日々努力していきたいと思います。

 

    人との関わりを大切にでき、人の心身に寄り添える看護や介護のような職業に興味を持って歩います。私の祖母が老人ホームに入った時、人の生活はすぐ隣で支え、祖母と心から向き合い、最期の時まで寄り添ってくださった介護士の方々にとても惹かれました。そのときに出会った、笑顔が絶やさず優しく思いやりのある介護士の方々の姿は忘れられません。はっきりとした分野はまだ決まっていませんが、高等学校生活で様々なことに挑戦し経験していく中で夢を固めていきたいと思います。(697字)

 

 

この作文について解説します。一見、普通の作文に思えますが実は、この作文は約700字という字数で、①志望理由、②高校生活にむけての豊富、③将来の夢(進路)の3点が、自分自身の見聞や体験(エピソード)をもとに書かれています。表現や言い回しを多少は修正したいところでした。しかし、これ以上この文章に手を加えてしまうと、この作文を書いた人らしさが消えてしまうと判断しました。ですから、これ以上の修正は行いませんでした。結果はわかりませんが、この「自己PRカード」を読んだ試験官は、感心しながらこの作文を読むことを確信しています。

 

「自己PRカード」の体裁にこの作文を当てはめるとさらに一層、この作文が際立ちますので実際に行ってみましょう。

 

 

1 志望理由について

(この学校を志望した理由と入学してから自分が取組みたいと思うことなどについて『本校の期待する生徒の姿』を参考にして記入しましょう。)

 

貴校の教育目標を見て、勉強・部活動・学校行事、どれも全力で取組みたいと思っている自分にぴったりだと感じ、興味をもちました。実際に貴校に見学へ行くと、通学路には、元気に挨拶をしてくださった野球部の姿、校庭では、熱心に部活動に打ち込む在校生の姿が見られ、行きたいと思っていた気持ちが確信に変わりました。学習に一生懸命に励むことはもちろん、部活動や学校行事にも率先して力を入れ貴校で出会う新たな仲間とともに、充実した3年間を過ごしたいと思っています。

 

 

2 中学校生活の中で得たこと

中学校生活の中で自分が特に伝えたいことを学校内外で体験したことか選 び、そこから自分が得たこについて具体的に記入しましょう。)

 

私は、5歳から中学3年生までの10年間、○○○○○○に打ち込みました。人に元気を与えることのできる○○○○○○に自分自身も、勇気や元気をもらい、また、ともに高め合う仲間や家族の支えがあり、ここまで日々の練習に励むことができました。真剣だからこそぶつかり合って中々チームがまとまらないこともありました。しかし、キャプテン務めたことで、仲間を思い、一つになることの大切さや、達成感・責任感を得て、自分自身が大きく成長できたことを実感しています。この経験を大切に高等学校生活でも、日々努力していきたいと思います。
※○○○○○○には実際の競技名が入りますが、ここでは伏せさせていただきます。

 

 

3 高等学校卒業後の進路について

将来の夢や目標、将来なりたい職業など、高等学校卒業後の進路について自分が考えていることを具体的に記入しましょう。)

 

人との関わりを大切にでき、人の心身に寄り添える看護や介護のような職業に興味を持って歩います。私の祖母が老人ホームに入った時、人の生活はすぐ隣で支え、祖母と心から向き合い、最期の時まで寄り添ってくださった介護士の方々にとても惹かれました。そのときに出会った、笑顔が絶やさず優しく思いやりのある介護士の方々の姿は忘れられません。はっきりとした分野はまだ決まっていませんが、高等学校生活で様々なことに挑戦し経験していく中で夢を固めていきたいと思います。

 

いかがでしょうか。
私が試験管なら、この「自己PRカード」を書いた生徒はどんな生徒だろうと興味・関心を持つと思います。

 

 

□どんな作文のテーマでも使うことができるエピソードを2つ、できれば3つ以上作っておこう。

 

ここまでは、「自己PRカード」について述べてきました。が、もうお分かりのとおり、この「自己PRカード」の内容は都立・私立の推薦試験で書く作文としても完成されています。その理由は、それぞれの項目に「エピソード」が書かれているからです。エピソードとは、物語・事件の大筋の間にはさむ話。挿話。また、その人にまつわる(その人の隠れた一面をあらわすような)、ちょっとした話題のことです。この作文を書いた人は、この作文を書き終えたときはすでに、手持ちのネタを最低3つは持っていたことになります。あらかじめ作っておいたエピソードの中から、提示された題名に、どのエピソードが一番しっくりくるかを考えて、内容を変更させる必要があれば少しだけ変更して、1つの作文にすればよいのです。

 

 

以上で、この回は終わります。

このブログを読んでくださった方の中で、少しでも「参考になった」という感想をもっていただけるかたがいらっしゃったら、とてもうれしく思います。

 

なお、本記事に対しましてのお問合せは、お近くの個別指導VIC各教室までお願いいたします。

 

 

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